ディープラーニング、大規模言語モデルなどの技術を使って、日常会話から専門的で知的な話題まで、まるで人間と会話しているように自然な言葉で対話することができるAI。これがOpenAI社のChatGPTによって、「誰でも容易に利用できる形で」提供されたことは、人類史上でも際立ってエポックメイキングな出来事と言っても過言ではありません。この対話・創造型AIの登場を機に、人類が抱える様々な困難や社会的な課題が解消されていく可能性もあるし、逆に一層拍車がかかってしまって大勢の人が不幸になっていく可能性もあるはずです。大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、世界中のAIの専門的な研究者にさえ大きな驚きをもたらしたChatGPTというAI研究の最先端の成果が「誰でも容易に利用できる形で」提供されたことが本質的に意味することは、とてつもなく大きいと思うのです。(ピンとこない方は、もしChatGPTを利用できる人が、例えば権力を我が物にしたいと考える政治家など、ごく一部の「特権」を握った者だけに限られてしまったらどのくらいヤバいか?と想像してみてください)
とにかく、人間を相手にするのと同じような感覚で「対話」ができる存在が、ひとまず無料で広く提供されたことはある意味奇跡です。今のうちにいろいろと使ってみよう、ということで自分が対話したものを、自分用のメモも兼ねてnoteの記事にしているのでそこからいくつかピックアップして紹介します。
対話・創造型AIと経済システムについて議論したら、深い対話になっていった…|SATOSHI (note.com)
対話・創造型AIとの議論を深めたら…もはや人間のような反応をするBing AI|SATOSHI (note.com)
アンジャッシュ渡部建の奇跡的な再起の物語(その⑤)…Bing AIと共同で創作してみた|SATOSHI (note.com)
画像読み込みテスト ChatGPTでやってみたら・・・画像解析能力の現在地が見えてきた|SATOSHI (note.com)
ところで、「対話・創造型AI」というのは聞きなれない言葉かもしれません。ChatGPTに触れたとき、これを一般的にはなんと呼ぶのが良いのだろうか、、と思ってChatGPT、Bing、Bardとあれこれ話してみました。彼らから出てきたアイデアにはそれぞれ、なるほどと思ったところがあり、それらをヒントにして自分で作ったのが「対話・創造型AI」という呼び方です。そのことをつづった記事も紹介しておきます。
ChatGPTやBing,Bardのことを、なんと呼ぼうか…|SATOSHI (note.com)
ChatGPTやBing,Bardのことをなんと呼ぼうか…GPT4とBardにも相談してみた|SATOSHI (note.com)
考えたのは2023年の5月ごろですが、それから10か月くらいの間に、彼らもだいぶ進化しました。一部は画像の生成にも対応したりといろんな発展をしてますが、それらを総合的に言い表す一般名称として世の中に定着したものはまだないように思います。「対話・創造型AI」というのは、ベストでパーフェクトなものではないかもしれないけど、この10か月の進化を踏まえても、まぁ悪くはないかな…
ちなみに、このブログ記事のアイキャッチ画像はCopilotにお願いしてChatGPT(OpenAI)とGemini(Google)とCopilot(Microsoft)が仲良く並んでるイメージで作ってもらったものです。なかなか、いい感じで描けてますね。
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